蛍光灯とスプレー缶をゴミで出す場合はどうしたらよいか
蛍光灯をゴミとして捨てる場合は、基本的に自治体の回収で対応可能です。分別は自治体によって異なり、埋め立てゴミ扱いになることもあれば、不燃ゴミとして出して問題ない場合もあります。ただ、蛍光灯は非常に割れやすいため、ゴミステーションに出す際には割れないよう注意が必要です。万が一割れたとしても破片が飛び散ってしまわないように頑丈な袋に入れたり、緩衝材として紙で包んだりしましょう。
自治体によっては、交換用の新しい蛍光灯が入っていた箱に入れた状態で、ステーションに出しても良いところもあります。
また、水銀が入っている蛍光灯は、ゴミステーションではなく、自治体の協力店舗で回収している場合があります。もし、自治体で回収される日まで待てないのであれば、そちらの利用を考えてみても良いでしょう。
その回収店舗の利用はあくまでも推奨されているだけなので、遠くて持って行くのが大変であれば、普通のゴミとして出して問題はありません。
スプレー缶をゴミとして捨てる場合、どの自治体でも原則的に、中身が残っている状態は受け入れられません。使い切る前に捨てるのであれば、中身を全部出してしまいましょう。振っても音がしなくなるまで出し切ることが大切です。また、ガスも一緒に出してしまわなければなりません。大抵のスプレー缶であれば、蓋などにガス抜き用の機能が備わっています。もし、その機能がなければ、新聞紙や紙などを使ってガス抜きをします。そして、スプレー缶に穴を開けなければならないかどうかは、自治体次第です。穴開けが必要な場合は、中身とガスを出し切ってから行いましょう。
スプレー缶は分別の方法も自治体によって異なり、穴を開けて他のあらごみと一緒に出しても問題ない場合もあります。また、不燃ゴミ扱いで、スプレー缶だけをわかりやすく分けて出しておくという形も珍しくはありません。ただ、いずれの場合もリサイクルは対象外です。スプレー缶にはスチールでできたものが多いですが、小売店などのリサイクルボックスには出さないように注意しましょう。