木の枝や落ち葉、雑草などを処分するときの正しい捨て方とは
家の庭に木が生えている場合、剪定を自分で行う人は少なくありません。また、庭をきれいにするために雑草の処理も自分たちで行う人も多いことでしょう。その際、木の枝や落ち葉、雑草をどのように捨てればいいのか分からずに困った経験がある人はいませんか?
基本的に落ち葉や雑草、木の枝などは燃えるゴミの扱いとなります。
普通のゴミとして本当に捨てられるのかと不安に感じる人は多いですが、雑草や落ち葉などは「一般廃棄物」に分類されています。したがって、量がそこまで多くないならば、袋に詰めて燃えるゴミの日に処分するといいでしょう。ただし処分する量があまりにも多い場合、産業廃棄物として見做されるケースもあり得ます。
処分する量が多いならば、事前に住んでいる地域の自治体に電話で確認するようにしましょう。その指示に従って捨てるようにすれば失敗はありません。
燃えるごみとして処分する際には、あらかじめ天日で雑草や落ち葉、枝などをしっかりと乾燥させることが大事です。その理由は、乾燥させずにビニール袋に詰めてしまうと、水分の重みによって運ぶのが大変だからです。雑草や落ち葉には意外と多量の水分が含まれているので、忘れずに乾燥させるようにしましょう。
乾燥のやり方は、晴れた日に地面の上に平たく雑草、落ち葉などを広げてください。そして、数時間ほど天日干しすれば水分が抜けるので、重量を軽減させることが可能です。乾燥させたら丁寧に燃えるゴミ用のビニール袋に詰めて、燃えるゴミの日に出せばいいだけです。
家庭で出た雑草、落ち葉、木の枝を処分する際に注意しなければいけないのは、自宅の庭で燃やさないことです。少しの量だった場合、ついつい火で燃やして処分してしまいがちだといえます。しかし、法律で禁止されている捨て方です。火で燃やすと煙や臭いが大量に発生して近隣トラブルに繋がる恐れがあります。さらに、火事になるリスクもあるので絶対にやめましょう。